たんぱく質は、人体組織の生成に欠かせない栄養素です。皮膚や髪の毛、筋肉をつくるだけではなく、ホルモンや免疫物質といったカラダを調整する材料にもなりダイエットには必要な栄養素です。また、たんぱく質は、炭水化物や脂質と同様にカラダを動かすための運動エネルギーを生成します。たんぱく質が欠乏すると筋肉が痩せてしまうし可能性があります。

脂質は、皮下脂肪として内臓を衝撃から守る働きやビタミンAなど脂溶性ビタミンの吸収をサポートする働きがあります。たんぱく質や糖質の代謝によって生まれた熱をキープする働きもありダイエットには必要不可欠です。しかし、脂質を極端に減らしたり増やしたりする食生活は、体調悪化のさまざまなトラブルを発生やすいため常に摂取量には注意が必要です。

炭水化物は、ダイエットで敬遠されがちですが、脳や筋肉などカラダの細胞が活動するためのエネルギー源です。エネルギー源の糖質は、素早く吸収されるため早急にエネルギーが必要なときに適しています。炭水化物は、体温維持などに必要ですが、必要以上に摂取するとカラダに蓄積され生活習慣病のリスクを高めてしまうため注意が必要です